悩ませる頭の体操
今日は、Sさんのご利用日でした。
朝から、Sさんとあのお話をせねば・・・。
Sさんと私の共通点。それは、とあるラジオ番組を好んで聞いていること。
「ぼやき川柳」略して「ぼや川」。
ある日、「私は、目が見えないから、ラジオを聞いているの」とおっしゃられたので、「私、土曜日にやっている○○局の「川柳」コーナー」がおもしろくて聞いているんです。」「あーあれね。おもしろいわよね。」
これはチャンス!
Sさんは、目が見えないとはおっしゃるものの、けっこう見えておられる。何か手作業といってもコレ!というものが見つかっていない。周りからは、見えないけれど、頭の体操になる「川柳」はどうだろう。道具は、いらないし。
「テレビはうるさいから、ラジオの方が好き。」と言われていたKさんや「家ではラジオをずっと聞いていると言われていたTさんもお誘いしてみようかしら・・・。
というわけで、張り紙。「川柳をはじめてみませんか?」
デイフロアとお風呂場前のサロンに小さく張り紙をしてみました。
そして、まずは、私から。と、毎週考えるのですが、これがなかなか難しい。それでも、なにげなく聞いていた川柳を気にして、参考に。先週、初めて応募。やはりボツ(不採用)でした。
今週のお題は「調子」と「移る」。頑張らねば。
北海道の真ん中で vol.2
ユニットケアの元々の考え方は
地域生活からの隔離と画一的な集団生活を強いるそれまでの施設ケアへの反発からはじまってます
【施設が地域に出て行く】
先日行った美瑛町でその一端を垣間見ました
母体として、30年という歴史のある特養
少し離れたところに
☆小規模多機能
もっと離れたところに
☆サテライト特養
☆小規模多機能
☆共生型サービス
「喫茶室」
・子育て支援
・障がい者の就労
・サロン活動
☆デイサービスセンター
☆高齢者福祉住宅
☆保健センター
様々な機能を持った施設が同じ敷地内に並び
高齢者、障がい者、子育て支援、地域の繋がり・・・
地域生活を支援しています
地域の特色を考え、ニーズを把握し
行政と連携をとり制度と結びつけ具体的な施策としていく
そのアイデアと実行力
そして
「俺が支えなくて誰がこの地域を支える!」
こんな気概に感服です
おいしく食べる!
先日、さくら荘に新しいお年寄りS様が入居しました!
その方は、小柄な女性。。
背中が丸く、座ると顔が膝についてしまうほどで、以前の施設でも机に顔をく
っつけるようにして食べていたそう。。
さくら荘職員、介護主任、相談員と食事姿勢の検討を行いました。
まず、車いすからユニットにある低い木製のイスに移り、食べていただくも。。。
足は床につくけど、机につっぷしてしまう、うまくない。。ー▽ー;
円背のS様が楽に食べられるには?
「少し体を後ろにもたれるようにしたらどうかな?」
座椅子に移動! よそさう!↓
これならば、首も楽!ちゃんとご飯が見える!↓
お味噌汁も普通に飲めます!
(お好きなのかな?おかわりまでされていました!)
「ご飯はおにぎりにしたら、一人でもたべられるんじゃない?」
「味付けは塩?ゴマ塩がいいですか?」
「なんでもいいですよ。」と。。 S様。
自分でおにぎりもつかんで食べれた!とてもおいしそうに!*^▽^*v
↓デザートに手を伸ばす姿も。。
基本の姿勢はこの形!
座椅子に移り。。
職員が横について、食べていただく。
(肘掛けのように体を横から支える補助具も検討中。)
昨日より。。。
地域の方からいただいたリラックスチェア・オットマンに
座られ食べられています。。
S様のご飯。
他のお年寄りと食事の時間はちょっとずれますが、自分のペースで!
おいしく食べていただけているのかな?と。。。
これからも様子をうかがっていきますね。。