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拝啓、さくら荘・小〇さんへ

カテゴリー:さくら荘/2012年3月11日

3/6~9まで、研修へ行かせていただきました。これから始まる施設で、新人の方もたくさんいらっしゃって、周りに知っている人は、玉樹の皆だけで、とてもドキドキしておりました。

でも、見慣れた顔がお一人・・・。

大阪の研修の時、昨年度の実践発表会の時にお会いした、通称「名古屋のチャンミン」です。(スミマセン、こちらが勝手に付けたあだ名です)

はじめ一緒のグループで、たくさんお話をしました。彼はとても熱心で、介護に対して熱い心を持っている人です。そんな彼とも出会いで変わった方がおります。

いつも私の後ろへ隠れていた小森さん。意見も小さな声でしか言えない。

初日は、一緒のグループでした。やはり、声が小さく意見を言う度に「聞こえない」と何回も言われてしまう彼女。少しシュン↓↓↓としてしまっても、名古屋のチャンミンは違います!褒め殺し作戦です。「字が可愛いね」とか、食事介助の際に、鼻にペースト食が付いてしまった彼女に「可愛い~」と、一言。そんな彼女も心を許し始めたのか、グループ内での話し合いで、意見をハッキリと言います。が、私が一気にどん底へ落とすと、いつも諦めていた彼女が、違う意見を言います。(ちなみに私は少しグループの意見を聞く方へ回ってみました。初めは、パシリで秘書という二つの仕事をしておりました。)その意見は、さくら荘でして来た事について話しておりました。皆も納得。私も納得。でも、7ヶ条はあえなく撃沈。。。

講義終了後、オムツ体験をした状態で集まった3人。頭の中がパニック状態で何を話しているか分からない状態。「茨城弁バリバリ出てますよ」と、チャンミンに言われてしまった。でも、そんな中でも小森さんとチャンミンの会話。

チャ「ねぇ、コ〇Pって呼んでいい?」

小「いいですよ。じゃあ、チャンミンさんって呼んでいいですか?」

チャ「良いよ」

何だ、この二人(^^;)私もしかして、邪魔???と、勝手に思いましたが、心が許し合えて、意見が言い合える仲にまでなったのだなぁ…と、感じました。

2日の夜では、またグループをシャッフルする事に。私は、フラ~っと消えて行きました。その時に賭けをしてみました。もし、彼女が同じグループの時は、突き放してしまおうと。

が、自分から離れて違うグループへ。何故か寂しさもありましたが、嬉しくなり、この研修の意味をもう一つ見つけたような気がします。

3日目は、私の所へ来ますが、すぐにチャンミンの所へ行き話をしていました。私は一人ポツンとなり、ほほえみの杜の方とお話しておりました。

正直言います!!!私、その時、チャンミンに嫉妬してました!!!

玉樹でしか見えない部分が、研修を通して視野が広くなり、周りが出来て自分が出来ないと思い始めたけれど、一から学び直す事によって彼女は成長出来たのかなと思います。新人さんに教えている姿、前に出て発表する姿素敵でしたよ!

自慢が出来る!?ような気がします。

でも、ここからなんです。私、期待していいですか?

行く前は、たくさん酷い事を言ってしまったけど、この研修では、違う小森さんが見れて幸せでした。

これからも宜しくお願いします。

 

さくら荘の住人より