家族様との面会
先日、新型コロナの影響で面会禁止になっていた玉樹もまだまだ制限はありますが、面会が再開されました。
面会が出来なかった期間中は、「まだ娘には会えないの?」「悪い病気はまだ治まらないの?」と毎日と言っていい程、心配されているお年寄りがいらっしゃいました。
面会出来ない為、何度か電話で家族様と話をしましたが、やはり会いたい想いはとても強いようで電話の後に「顔を見て話が出来るのが一番なんだけどね・・・」とポツリと漏らした言葉に家族様に対する愛情が垣間見えました。
まだまだ短時間ですが、面会が出来るようになった最初の日曜日は多くの家族様が来て下さりました。
面会で家族様の顔を見て話せることで、安心されたり、喜ばれたりといつもと違うお年寄りの表情が見られました。
家族様の前でしか見られないその表情が数ヶ月ぶりに戻って来たことがとても嬉しく思われます。
まだ、今後も新型コロナ感染拡大の懸念は続きますが、しっかり予防を継続してこれからも家族様との時間を守っていきたいと思います。
新型コロナとの暮らし
先週、緊急事態宣言が解除となりました。
私の住んでいる小山市も、徐々に賑わいを取り戻してきているようです。
感染のリスクを抱えながら、新しい生活様式で日常をとり戻していきます。
とは、いうものの
私たちのような介護施設では、より一層の注意が必要です。
気を緩める訳にはいきません。
暫くこの状態は続いていくのだろうし、第2波、第3波が襲ってくるだろうと覚悟はしています。
かといって、人と会うのも、外出や外食に行くのも全てNGというのもどうなんでしょう。
普通の暮らしが奪われてしまいます。
もちろん感染対策は十分に、リスク管理をしながら。
この状況下でどうやって「暮らしをつくっていくか」に取り組んでいかなければなりません。