それぞれの年代で感じること
新年度も始まり、毎日毎日が世話しなく過ぎております。
毎日毎日が日々流れていく中で、時には少し立ち止まって考える時間が必要です。
この前までまだ二十歳だったような気もするのに・・。もうとうの昔の事なんだとびっくりすることがあるんです。
皆さんはそんな経験ないですか?
先日、母と買い物に出かけ「この服、おばさんくさいかな?」と尋ねる母に
「おばさんくさいってもうおばさんでしょ」と冷たい私の返事。
いくつになったらおばさんなのでしょう?
それぞれのその年代になると分かることなのでしょうか。
20代の頃は40代なんて完全におばさんだと思っていました。
それが今40代後半だというのに自分はあの頃と気持ちは変わっていないんです。
まだまだやれることがある気がしています。
体の衰えは日々感じていますが(´;ω;`)ウゥゥ
今年度は何かに「チャレンジ」そんな年にしたいと思っています。
まだ人生折り返し地点!! 頑張るぞ!!
憧れの夫婦
私が担当しているある夫婦の素敵な話しをしたいと思います。
いつもリビングで二人テレビを見て、好きな時にお茶やご飯・お菓子を食べ、冗談を言ったり、たまに喧嘩したりしながら夫婦で過ごしてきました。
先日旦那様が体調を崩し入院した際、奥様は「ずっとお父さんに会っていない…(泣)」と寂しそうに訴え、そこから奥様の笑顔が見られなくなりました。笑ってもらいたくて色々声を掛けてみましたが、すぐに笑顔が消えてしまいます。
そして数週間前旦那様が退院でき、自宅に訪問すると旦那様のベッドのそばに椅子を置き、座っている奥様がいらっしゃいました。笑顔で話している様子を見て「やっぱり奥様を笑顔に出来るのはお父さんだけなんだ」とホッとする私がいました。
年を重ねいつまでも一緒に居たいと思える、そんな夫婦に憧れております。
認知症伴走型支援事業
令和3年度の新規事業として「認知症本人や家族に対する伴走型支援拠点の整備の推進」が始まりました。
認知症高齢者の数は、2025年には700万人。65歳以上の5人に1人に達することが見込まれています。
【伴走型相談支援】
・認知症の人や家族に対し、認知症による症状が察知された早い段階から関わり、その変化にも寄り添い続ける事で地域での認知症の人やその家族を支えます。
・共に考えながら気持ちを支え、理解と受容を促しながら適切な情報や知識の提供を行うことで、認知症の人やその家族が考え、自ら選択できるように支援します。
課題とされているのが、「初期段階の支援」です。(認知症と診断されていない時期も含む)
症状が進んでから、支援や介護を受けることが多く、本人も家族も疲れた状態になっています。
そんな中「伴走型支援事業」が始まりましたが、現状としては、ほんの一部の地域でしか始められていないようです。(手を挙げる事業所が少ない)
国が掲げた認知症政策のスローガン「認知症に人や家族が希望をもって暮らせる社会を実現する」
実現させるために「どうやったらできるのか」とあらゆる方法を考えて可能性を探っていくことが大切だと思います。
地域で作り上げていくことが重要で、そんなお手伝いが少しでも今後出来たらいいのかなと思います。