二十数年ぶり・・・
私は、【春】が一番好きな季節です。
しかし、最近、【春】を堪能できる時間が、とても短くなっているように感じる。
春は、始まりの季節。
どんなことでも、再びスタートできる気がして、心が前に向く気がして、好きだな。
さて、今春、二十数年ぶりに・・・NHKテレビ小説「半分、青い」を欠かさず観ています☆
二十代の頃は、毎日楽しんで観ていた。この枠。
さて、「半分、青い」の主人公は、ちょうど私の世代。
何だか、とても懐かしく感じるシーンも多々あり、ワクワク感もあり、
娘も一緒に楽しんで観ています。
ドラマの中には、とても魅力的な登場人物が沢山いて・・・
天真爛漫な主人公、超前向きなお父さん、愛情が溢れんばかりのお母さん、どっしり頼れる優しいおじいちゃん などなど
それぞれの台詞に、ドキッとさせられたりすることも度々。
一昨日の放送では・・・
自分に何が出来るのか、何がしたいのか、何を目指しているのか・・・わからなく不安な・・・
主人公 鈴夢 の幼馴染の 律へ
「律は、【幸せ】を見つける、【天才】じゃないか!!!」 との言葉。
玉樹は、お年寄りさんの小さな【幸せ】を積み重ねていくことを、大事にしています。
同じ物事でも、考え方や、捉え方によっては、全然変わってしまう。
小さな【幸せ】を、ちゃんと【幸せ】だと感じ、それを言葉にして、お年寄りさんと、その幸せを二倍にも三倍にも・・・変えていけたら素敵だなぁ。。。
そういえば、生活介護研究所の坂本さん、NHK連ドラ、よく観ていて、熱弁していたのを思い出す。。。今回は、その熱弁に付き合えたのになぁ。。。
さてさて、今年度スタートして2ヶ月か経過しようとしています。
何だか、忙しく、慌しい毎日だが・・・何だか、充実している。
明るく、元気に、前向きに!出来ることを一つ一つ、やっていこう☆ みんなと!
サロン@じゅげむ 報告☆
新緑が眩しい今日この頃。
今年は、自宅のもみじが、例年より力強く、新緑が生い茂っています。
今年の秋には、綺麗な紅葉が見られるかな。。。楽しみ☆
さて、昨年度、八千代町より委託を受けスタートした【サロン@じゅげむ】
☆2017年度の実績です!
実施期間:2017年6月~2018年3月
実施回数:38回
利用者延べ人数:380名
ボランティア延べ人数:202名
最初は、玉樹の介護予防の方の
「もう一日でも玉樹に来たい!」のニーズに応えようと・・・町に訴え、スタートしたサロン。
スタートのきっかけを作ってくださったお年寄りさんは勿論、私の叔母を含む、5人グループの方たち、ボラさんの近所の方、そのお友達、それから、包括からの依頼がかかった方と・・・利用するお年寄りさんの幅が広がっていきました。
時には、サロンに入りきらないのでは・・・という日もあり。
でも、皆さん楽しみにしてきてくささっており、途中から、和室に机を入れ、場を広げての開催となりました。
10ヶ月、週1回、続けていくことで・・・
とにかく、外へ出て、人と会って、おしゃべりしたり、歌ったり、カラダを動かしたり、それだけでも、介護予防効果抜群だと実感しています!
具体的には、
得意だった折り紙が、なかなか上手くいかなくなっていたお年寄りさん。サロンで、折り紙をやるようになって、すっかり自信を取り戻していく様子が・・・
サロンで作成した作品を、ひ孫にプレゼントして、喜ばれたと・・・
サロンで新たに覚えた作品を、自宅でチャレンジして、作品を作って、翌週のサロンへ持ってきて、嬉しそうに見せてくれたり・・・
【サロン@じゅげむ】沢山のお年寄りさんの笑顔が広がりました!!!!!
それから、何といっても ボランティアさんは、このサロンにとって 必要不可欠な存在となりました。ボランティアさんが能動的に、活動を提案してくださり、取り組んできました。
ボランティアさんの意見を聴きながら、在宅支援課主任の塚田さんと、私で一緒に創ってきたサロン。今年度は、そこに石川JMも加わって、運営していきます!
日々一緒に考え、さらによりよいサロン創りに取り組んでいきます☆
ワクワク、どきどき、楽しみながら! 八千代町のお年寄りさんの居場所の一つとなるように!
宝くじ
玉樹は平成17年に開所した。
そこから、12年の月日が流れ、随分状況が変化している。
その一つの変化が、特養の待機者の状況である。
12年前は、とこの施設も待機者が数百人いるような状況。
特養の入居を待ち望んで、数年もの間待っていただかなければならない状況だった。
しかし、最近はというと・・・
待機者が、ほとんど居ないような施設も、ちらほら・・・
その理由は・・・?
特養のベット数も増えたこともあるが、
老人保健施設、サービス付き高齢者施設、グループホーム、有料老人ホーム などなど、特養に代わる、入居できる資源が増えたこともある。
しかも、老人保健施設はそもそも、在宅復帰の施設。グループホームは認知症対応施設。と役割が分かれていながらも、それぞれで、看取りまで暮らせるような状況も出てきており・・・
その役割も、明確ではなくなってきているように感じる。
そんな状況の中、幸いにも、玉樹では、100人弱の待機者がおり、施設入所を待ち望んでいてくださるお年寄りさんがいる。
あくまで入居は、判定会議を経て、その優先順位の高い方から、お部屋が空いたタイミングで、お声かけとなる。
がしかし、今月お部屋が空き、上位の方へ声をかけると・・・
「老人保健施設のほうが、やや料金が安いので・・・入居を見送ります。」
「在宅で、もう少し頑張ります。」
「お一人は、体調を崩してしまって・・・入院となってしまって」 など、
そして6人目のお声かけ。
その息子さんが、後で話してくださいました。
『玉樹さんから、順番が来た。ってお電話もらったとき、【宝くじ】に当たったような気持ちだったよ。嬉しくて、ホッとして、』って、話して下さった。
入居判定は、茨城県の基準にて点数を決めて、上位からの入居になるが・・・
何だか、基準から点数に出来ない、点数があるんだなぁ。と思う。
その点数にならない、ニーズの高さを、どう評価していったら良いのか、しっかり、検証し、施設独自で、検討しても良いと感じている。
いずれにしても、玉樹はお年寄りさんの為に、よりよい施設を作り続けるしかないのですがね。