原風景。。。
カテゴリー:事務/2013年2月17日
先日、父のお兄さんのお見舞いに父母を連れ行ってきました。
普段は離れている為、1年に1回会う位の関係なのですが父の兄弟は
もうこのお兄さんだけに。。。
3ヶ月ほど前から入院していたのですが、最近衰弱が進んできたと聞き
「顔が見たいんだよ。」とボソッと呟いた父。
病院へ行くと、最後に会った時から想像できない位痩せ細った叔父の姿がそこにありました。
父は、ベットに駆け寄り「〇〇あんちゃん!俺だよ。〇〇だよ。わかるか~!」と手を握り泣き出し、暫くは離れようとしませんでした。
これまで、父が叔父を「〇〇あんちゃん」と呼ぶのを聞いた事が無かったので、驚きました。
でもその時、父から良く聞いていた、幼少期の田舎での原風景がそう呼ばせたのだと思います。
誰でもそれぞれに原風景はあり、良い物もあればトラウマになっている物も色々です。
帰道、父が叔父との幼少期の話をしているのを聞きながら、玉樹に入所されているお年寄りにはどんな原風景があるのだろう。。。
そんなことを考えさせられた一日でした。