恐るべきもの。
例えば自分の部屋に
”とりあえず”
と思って置いた服や荷物が溜まっていき、いつのまにか風景と化してしまった・・
よほど几帳面でキレイ好きでない限り、経験したことのある方が多いのではないでしょうか。
人間て「慣れる」んですね。
そして一度経験していれば、繰り返すうちに耐性がつきます。
散らかっている風景に慣れて
だんだん「ま、いっか」となってしまう。
”とりあえず”をやめて、服や荷物はその都度しまうことを心がければ
目に入る風景は整理整頓されている状態が増え、散らかっていると気になるようになるのでしょう。
コレ、おそうじだけじゃなくて日常生活にも当てはまると思います。
仕事にも。
心の持ちようを保ち続けるのは、時に苦しいこともありますが
私には帰る場所があります。
そこで気分転換をすることも、自由に遊びに行くこともできる。
仕事の間の数時間を1日のうちの1/3しかないと捉えるか、1/3もあると捉えるか。
今朝、事務長に会議の報告をしていた時
「ここが居場所であるお年寄りのために自分たちはいるのだから」
と事務長が言いました。
この場所で大切にすべきことはなんなのか?
少しウルっときました。
(ま~めったなことで人前では泣かない機能なのでぐっと我慢だ!!)
楽な方へ流されることは簡単で、大切なことを見失わずにいるには強い心が必要です。
流されてそれに慣れてしまったら・・おそうじにみたいに拭けば簡単に元通りになるのでしょうか。
つまらないプライドに囚われたり、周りの人を思いやれなかったり、
自分の主張をしてばかり・・なんてことに「慣れ」てしまわないように。
仕事でも、日常でも、です。
↓こういうのも↓
こうだぜぇ!
わかりにくいだろうから
取れた汚れだぜぇ!
気付かないうちに忍び寄る、恐るべきもの。
手垢だけじゃないんだぜぇ~。