薬ののみかたについて
カテゴリー:医務/2013年11月13日
薬の飲み方について
何で飲むのが一番良いのか? 錠剤、カプセル剤などの内服薬は、常温の
水かぬるめの白湯で飲むのが基本です。 薬は常温のコップ1杯の水で
飲んだ際、最も効果が出やすいように製品化されるようです。常温の水で飲むと薬の吸収が、スムーズに進み、効き目を発揮させやすいのです
胃腸の弱い人は胃腸への負担を減らすため、ぬるめの白湯で飲む
のもよいでしょう。 アルカリイオン水は水そのものに、効能成分が認められ
るため、薬を飲む水には向かないようです。
例えば、一部の抗生物質(テトラサイクリン系)と、アルカリイオン水を一緒に
飲むと薬の吸収阻害が起こりやすくなります。 強心剤のジギタリス製剤とアル
カリイオン水では、作用が増強しやすくなり、食欲不振、嘔吐、不整脈等の中毒
症状が出ることがあります。 また、水や白湯では、飲みにくいからといって
お茶やコーヒー、ジュースや牛乳等で飲むのはよくありません。 飲み物に含ま
れる成分が薬の作用を邪魔したり副作用が出たりするからです。お水が1番。