デング熱について
カテゴリー:医務/2014年9月17日
今巷で流行の兆しあり、18都道府県で計126名の感染が起こっています。
東京の代々木公園に行った人がデング熱のウィルスを持った蚊に刺された。
その後他の公園でも感染が起こり、公園が閉鎖される事態となった。
感染するとどうなるか? 刺された後、3~7日後に発熱、頭痛が起こるが
感染しても症状の出ない人もいるようです。 感染した人の血を吸った蚊
が他の人を刺すことで感染が広がりますが、人から人への感染はないようで
す。 今のところ特効薬は無いし、予防薬もワクチンもないようです。
発症したら、脱水を防ぐ点滴などを使い、身体からウイルスが消えるのを待
つしかないようです。
予防としては、蚊に刺されないように長袖、長ズボンを着て、虫よけスプレー
を使う。 家では幼虫の発生を防ぐ為 鉢植えの皿などの水たまりを放置
しないこと。 感染源であるヒトスジシマ蚊の行動範囲は狭いし、ビルの3階
程度までしか上昇しないと言われてきたが、風に乗り上昇し、屋上で刺された
人がいました。温暖化の都市ではまだまだ終息に時間がかかるようです。