脳梗塞について
カテゴリー:医務/2015年3月30日
脳梗塞が起きる前には前兆があり、その症状として、体の半身に力が入らな
い、ろれつが回らない、物が二重に見えるなどがあり、これらの症状が一時
的でも現れたら{軽度の脳梗塞}と考えすぐに救急車を呼ぶことが重要です。
高血圧症、糖尿病、脂質異常症の人は、適正値になるよう努めることが予防
の鉄則。夏場は脱水で血が固まりやすくなるので、こまめに水分補給する。
周囲の人はfastでチェック face(顔の麻痺を確認、口を開けてイーと発音させ
る。) arm(腕の麻痺を確認、目を閉じ、両手を上げて水平に伸ばし、10秒
数える。片方の腕が下がってくれば、その側が麻痺している可能性あります)
speech(しっかり話せるか確認、短い文章を言わせてみる、舌がもつれたよう
話し方や、意味不明な事を言っている場合は何らかの異常が考えられる。)
time(一刻も早く救急車を、FASの1つでも当てはまったら症状が現れた時間
を記録し本人を横にしすぐに救急車を呼ぶ。 本人に意識があっても絶対に
歩かせてはいけない。枕は使わない。吐き気がある場合は横向きに寝かせ
る。麻痺側を上にする。以上が救急車が来るまでに家族ができる事です。