流れる水は腐らず
カテゴリー:本部長/2008年10月9日
11月1日付で全体的な人事異動が行われます。
これまでも異動はなかったわけではないのですが
大幅なものは初めてです。
明日、発令されます。
一般企業では当たり前のことなのでしょうが
オープンして間もない
この新型(ユニット型)特養では
非常にリスクが高いと思います。
組織がしっかりしていないと
人間関係に振り回され
高い離職率と人手不足
それに追いつかない人材育成
離職が離職を生み
あっという間に悪いスパイラルに陥る可能性があります。
それに
ユニットケアの良さは
ユニットの10人というお年寄りと深くかかわることができることです。
深くかかわりよく知ることで
その人に対して個別的なケアを提供でき
個性的で素敵なお年寄りに出会うことができます。
人事異動はそのユニットケアのメリットにもある意味矛盾してるところも。
「じゃあ、なんでやるの?」
特別養護老人ホーム玉樹は組織で
お年寄りの介護を担っています。
一人だけの力でやっているわけではありません。
チームで仕事をしています。
変わらない人間関係は安定もしますが
マンネリもしてきます。
それに
今いるところが最適なポジションとは限りません。
働く人がそれぞれの個性に合った場所で
力を発揮して
初めて大きな仕事をなしえます。
また
環境が変わることで
学ぶことも多いはず。
【流れる水は腐らず】
変わることを恐れていては何も進歩ありません。
これでよしとすることでどんどんジリ貧になっていきます。
お年寄りが生き生きと暮らし
職員が生き生きと働ける環境を作るためにも
開所して丸3年
今回の人事異動に踏み切りました。