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脳梗塞の前兆を見過ごすな

カテゴリー:医務/2016年2月3日

脳梗塞には発病前に、どんな前兆が有るのでしょうか。

体の半身に力が入らない、ろれつが回らない、物が二重に見える等があり、

これらが一時的でも現れたら{軽度の脳梗塞}と考え、すぐに救急車を呼ぶ事

が重要です。高血圧症、糖尿病、脂質異常症の人は、適正値になるよう努め

る事が予防の鉄則です。夏場は特に脱水で血が固まりやすくなるので、こま

めに水分補給することが大切です。夏場同様、冬場も暖房により部屋が乾燥

し知らず知らずのうちに脱水しています。冬場だからと油断しないで下さい。

脳梗塞には「一過性脳虚血発作{TIA}と言う、前兆が出ることが有り、主な症

状は、上記3症状のほかに、めまいがして立っていられない、体の半身がし

びれる、視界の半分が欠けて見える。等の症状です。 TIAは、数分から30

分ほどで消えてしまう為、たいした事は無いと様子を見ているうちに手遅れに

なる例が少なく有りません。恐いのはTIAを感じた人の約3割が3ヶ月から

1年以内に脳梗塞になっていること。翌日に発病した例も有ります。症状が

改善しても安心せず、すぐに治療を開始することが重要です。

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