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100歳の祖父の旅立ち

カテゴリー:特養相談員/2016年6月4日

私の祖父は水戸にある老人ホームに入居していました・・・・・

その祖父が1ヶ月ほど前亡くなりました

2月の誕生日間近、祖父から手紙が届きました。

今年2月で100歳を迎えた祖父が誇らしげに賞状の前でとった写真が同封されていました。

      

100歳とは思えないスパーじいちゃんが4月下旬、急に体調を崩し入院、

5月8日の私の娘の誕生日に息をひきとりました・・・

最後は病院になってしまいましたが、両親や姉ファミリー、私と、遠くにいる兄の声を電話を通して聞きながら・・・・・みんなに見守られながら、最期を迎えました。

 

「私の誕生日だから、じいちゃんが死んじゃった日の事みんな忘れないよね」と娘は言っていました・・・・・

 

     

 

告別式の時、施設での様子を書いた手紙を父が読んでくれました。

それを聞きながら、涙がポロポロ止まらなくなりました。

 

面会に行った時の嬉しそうな顔

昔の写真、家族の写真を大事に持っていていつも見せてくれたじいちゃん

 

忙しくてなかなか会いに行けずに、じいちゃんに寂しい想いをさせてしまっていただろうか・・・・・

施設の職員さんと買い物に行ったりお散歩したり、でもそこに家族がいてあげられなかった事・・・・自分は介護の仕事をしているのに・・・・・・

何ともいえない気持ちでした・・・・

でも同時に、面会に行くとよく話を聞いてくれる大好きな職員さんがいると話をしていた事を思い出しました。

その職員さんがじいちゃんの心の支えになってくれていたんだろうなぁ

 

じいちゃんは最期、介護の仕事をしている私に、家族さんの葛藤や想いを忘れちゃダメだよ

家族にはなれないけど誰かにとっての特別な人(デイサービスのブログにもありましたが・・・)になれるよう

って言ってくれたような気がします。

じいちゃんありがとうね

 

 

 

 

 

 

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