体内時計をリセットする
カテゴリー:管理栄養士/2017年12月29日
*地球の1日と体内時計の1日は、30分ズレている
人間のあらゆる細胞には1日のリズムを刻む「体内時計」が備わっています。
朝になると目が覚めて、夜になると眠くなり、活発に活動する日中には体温や血圧が上がり、休息が必要な夜になると下がるのは、体内時計の刻む1日周期のリズム(概日リズム)の働きによるものです。
地球の1日24時間ですが、人間の概日リズムはほぼ24.5時間です。
1日に30分ズレていますが、人間の体には、これを調節するメカニズムが2つあります。
① 「光による刺激」です。
太陽の光が、全身の体内時間に開始時刻をリセットするよう命令を発するのです。
②「食による刺激」です。
起床して朝食して朝食をとることで、胃や肝臓、すい臓などの内臓が刺激を受け、全身に伝わって体内時計をリセットできるのです。
概日リズムがくずれた状態の生活を続けると、毎日が時差ボケのような体調不良を招き、肥満や生活習慣病のリスクもふえしまいます。
冬休みに入っている長女を起こすのが一苦労です。早寝早起きの生活習慣をつけさせたいですね。