104歳のお友達?
カテゴリー:すいせん荘/2019年1月29日
すいせん荘でショートステイを利用しているお年寄りの中で、最高齢の104歳だった方が、先日、他の施設に移られました。
周りの利用者様に年齢を伝えると、皆さんが揃って驚くほど元気な方でした。
それでも最近は少し動くと「体がこわい」とよく仰り、入院されている期間もありました。
私はいつからかその方に顔を見せる度に「ふくえさん」と呼ばれていました。
私の本名は全く違うので、最初は違うことを何度も伝えていたのですが、暫くするとまた「ふくえさん」に戻ってしまうのです。
なので、私も「まあ、知ってる人が居ると思って、泊まるのに安心できるならいいか」と呼ばれるたびに返事をしているうちに定着してしまったのです。
「ふくえさん」はさぞ私に似ているのかな?と思いきや、どんな人か聞いた話の中で「私に歳が近い友達で・・・」との言葉があり、そんなに年上に見られているのか!と少しショックだったことが今となっては思い出されます。
いつも「ふくえさん」の家族を気にして「元気でやってるか?」と声を掛けて下さった優しいkさん。
いつも「泊まりは大変だろう?」と夜勤中に体を気にかけてくれたkさん。
いつも周りのお年寄りにパワーと元気を与えて下さったkさん。
そして、いつも私を呼んでくれたkさん。
もう、すいせん荘では会えないのだと思うとやっぱり寂しいです。
kさん、今まで私を友達でいさせてくれて有り難うございました。