認知症伴走型支援事業
カテゴリー:居宅介護支援事業所/2022年9月24日
令和3年度の新規事業として「認知症本人や家族に対する伴走型支援拠点の整備の推進」が始まりました。
認知症高齢者の数は、2025年には700万人。65歳以上の5人に1人に達することが見込まれています。
【伴走型相談支援】
・認知症の人や家族に対し、認知症による症状が察知された早い段階から関わり、その変化にも寄り添い続ける事で地域での認知症の人やその家族を支えます。
・共に考えながら気持ちを支え、理解と受容を促しながら適切な情報や知識の提供を行うことで、認知症の人やその家族が考え、自ら選択できるように支援します。
課題とされているのが、「初期段階の支援」です。(認知症と診断されていない時期も含む)
症状が進んでから、支援や介護を受けることが多く、本人も家族も疲れた状態になっています。
そんな中「伴走型支援事業」が始まりましたが、現状としては、ほんの一部の地域でしか始められていないようです。(手を挙げる事業所が少ない)
国が掲げた認知症政策のスローガン「認知症に人や家族が希望をもって暮らせる社会を実現する」
実現させるために「どうやったらできるのか」とあらゆる方法を考えて可能性を探っていくことが大切だと思います。
地域で作り上げていくことが重要で、そんなお手伝いが少しでも今後出来たらいいのかなと思います。