入所判定会議のあと
カテゴリー:本部長/2008年4月25日
昨日、月1回定例の入所判定会議がありました。
現在入所待ちの方が70名。
沢山の方が様々な事情を抱えながら玉樹へ入るのを待っておられます。
茨城県内では平成20年度に特別養護老人ホームが7施設整備予定(新設、増床)のようですが、待機している方にとってはまだまだ足りない状況です。
国は「お年寄りは在宅で」という方針のようですが、在宅サービスもまだまだ十分とはいえません。
特別養護老人ホームというのは介護保険の中で経営されてます。
国や厚生労働省の決めたことにとても左右され、報酬改訂や新しい制度などでアタフタするこもあったりします。
でも、「国の方針だから」とか「厚生労働省が決めたことだから」なんて言い訳や愚痴を言っててもここでは何も生まれません。できる範囲で具体的に動かなければ。
【雨の日には雨の中を 風の日には風の中を】 と相田みつをさんの詩にありました。
今日も現場では職員みんながお年寄りと向き合ってます。
報酬が変わろうが制度が新しくなろうが現場の「想い」は変わらない。
しかし、管理者が振り回されて現場にそれを強いるとその「想い」は毀れてくのでは。
与えられた環境の中でその「想い」を守っていくのが大きな仕事なのだと思いました。