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ある日の出来事

カテゴリー:すいせん荘/2009年12月27日

この間、ショートステイの利用者のたまこさんがスタッフに「○○ちゃんいたのか~」と嬉しそう話しかけているところを目撃しました。たまこさんはどうやらスタッフをお孫さんと思っている様子でした。

たまこさんの笑顔から、そのお孫さんはかわいくておばあちゃんを大事にされているお孫さんなんだろうな~という事が伝わってきました。

その時ふと、老人保健施設に入っていた自分のおばあちゃんの事を思い出しました。面会に行くといつも「たまみ(私の名前です)来たのか。ここの看護婦さんでたまみに似てる子がいて、その看護婦さんの事をたまみちゃんって呼んでいるんだよ。用事を頼む時はいつもたまみちゃんに似てる人に頼むんだよ。」と話していた事を思い出しました。

祖母はきっと、老健という家から離れた場所で、その看護婦さんの事を心のよりどころにしていたのだと思います。

すいせん荘でも、スタッフが誰かにとってそんな存在になれたらステキだなと思った出来事でした。

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