『人間というもの』というもの
カテゴリー:本部長/2010年4月16日
バイザー福野さんのサブOSA会での教科書
『人間というもの 司馬遼太郎』
「竜馬がゆく」をはじめたくさんの歴史小説を書いた作家です。
その方の作品の中から、選りすぐりの言葉を抜粋してまとめたものです。
。
読んで気になったところに付箋をしていったのですが
サブOSA会の中で
福野さんもそこを引用してくれました。
以下、引用
「快適にその日その日を生きたい、という欲求が、人間ならたれにでもある。あらねばならんし、この欲求を相互に守り、相互に傷つけることをしない、というのが、日常というもののもととなるものだ」
だから、群居している人間の仲間で、行儀作法が発達した。行儀作法は相手にとっての快感のためにあるのだ、と良順はいう。
「人間が、人間にとってトゲになったり、ちょっとした所作のために不愉快な存在になることはよくない」
『胡蝶の夢 一』より
以上
この仕事をしていく上でとても大切なことに感じました。
読むたびに新しい気付きを与えてくれそうな本です。