最後の誕生日
先日、ショートステイを利用されていた方のご家族からお手紙をいただきました。その最後に・・・
「追伸 3月26日最後の誕生日、今までに無い位楽しかったと思います。ありがとうございました。」と書かれていました。
「100均って所に行ってみたいわ!」 日常の会話での一言でした。
彼は、どうしても一緒に行きたい。と思いました。この願いを叶えたい。と思いました。
チャンスは、3月の彼女の誕生日でした。
年末からこの計画を思い描いてはワクワク・ドキドキしていたことでしょうね。お二人とも。
その誕生日には、美味しい食事をほおばって、念願の100均に足を踏み入れ、心弾む時間を過ごしたことでしょう。
100均では、あまりの品数に圧倒され、結局 漂白剤 だけを買われ、「また、来ましょう。」とおっしゃったそうです。
残念ながら、「また」は永遠に訪れませんが・・・彼の心の中には、彼女の存在が大きなものとなっているようです。
そして私にも、まわりまわって、彼女から、「あなたの所には、こんな職員さんがいるわよ。頑張っているわよ。」とメッセージをいただいたような気がします。 ありがとうございます。
玉樹では、誕生日はその方にとって「特別」な日を創りたい。と考えてきました。
これまで、どんな誕生日を過ごしていたのか?今の願いは?誰と過ごしたい?どんなふうに過ごしたい?
今日も、あじさい荘のお年寄りの一人が誕生日です。先ほど、その方と職員が一緒にご自宅へ向かって行きました。素敵な時間を過ごすことができるといいな。
ありがとう&反省
今日は、朝から雨。足元が悪いなか、今日もたくさんの方がご利用くださいました。
朝の送迎での出来事。ご自宅で、車に乗り込んでいただき、走り出したとき、「体の具合は、良くなった?」の一言。先週末、私が熱を出してしまっていた事のよう・・・。こんな一職員の私の体調を気にかけてくださって、ありがとうございます。
利用者さん、お年寄りさんは、私が思っている以上に、私たちのことを、よーく、よーく、見て下さっている、気にかけて下さっている。私は・・・?もっと気づける、幅のある・・・う~ん、余裕のある・・・動き、気配りができるように努力しなくては、と反省。
お風呂場で・・・、Nさんの機嫌を損ねてしまった。Nさんのこと、もっと違った応対をすれば、違ったかもしれない・・・。次のご利用の際に、もっと違ったお声かけをしてみよう。