102歳になりました
我が家で看取りになっているおばあちゃんは無事102歳を迎えました。
高カロリーの栄養食とたま~にお粥等少量とか、先日どら焼き食べたいとの事で買ってきたら、、、、
なんと1個食べちゃいました。食べられる時、食べたい物、食べられるだけ!!!これでいいんです。
毎日声かけても私の事が解らない時もありますが、解る時は何回も名前を呼んでくれます。
すごく丁寧な口調の日と怒った口調の日、全く寝ないで歌ってる日、、、
毎日違う感じのおばあちゃんになっていますがそれも可愛く感じます。
後どれくらい一緒にいられるかわかりませんが笑顔を引き出しながら看ていきたいと思います。
優しさ
N様は毎日のようにお祈りをしています。
帽子を脱ぎ、パンパンと手を合わせ、何かを呟き、お祈りをしています。
何を呟いているのか、こっそり近くで聞いてみると・・・
「Sさん・Mさん・Uさんが風邪をひきませんように・・・
宜しくお願い申し上げます。」パンパン・・・
職員さんの名前を呟き、お祈りをしてくれるN様。
N様の優しさを感じます。
N様の御利益にあやかりたく、私の事もお祈りしてほしい!とお願いすると
笑顔で「Aさんが風邪をひきませんように・・・」パンパン
とお祈りしてくれました。
N様の優しさを頂きました!ありがとうございます!
何がきっかけかはわからない
今、すいせん荘に通われている、Y様。
来た当初は、とてもナイーブで介助しようにも手で払われる事もありました。
そんなある日に、とあることを一緒にしたらそこから頑なだったことが軟化していきました。
機嫌を損ねていて、ご飯を食べないといってそっぽを向いていても、隣に座ってご飯を食べると一緒に食べて下さったり、
むすっとしていても声を掛けると笑顔を返して下さったり…
ただ、同じことをほかの方でやってもこのように心を開いて下さらないと思います。
「なにがきっかけかはわからない」
これがあるからこそ介護は面白くて奥深いものなんだとしみじみと思いました。