それぞれの歴史。。2
またまた昔話ですが。。。
よしのさんと言う小さくて可愛い(ごめんなさい。。)おばあちゃんのお話です。
本当に小さくて身長130センチ、体重30キロ前後なので軽々とお姫様抱っこ出来てしまいます!
ただ。。。極端におしっこがマメな方で当時紙オムツ等無かった時代で布オムツをあててました。
夜間は不安な為かナースコールをしっかり握りしめておやすみに。。。
絶好調の時は1分おきに呼ばれ、時々は寝ている時にピクッ!!となるあれでナースコールを無意識に押したりもして。。。
ある夜勤の夜、やはり絶好調の兆しが。。。(ー_ー)!!
そこでパッチリと覚めた目を見てお話を聞くことにしました。
すると。。。
私 「旦那様と初めて会ったのはいつですか?」と聞くと、
よしのさん「結婚式の日だよ。。」
私 「。。。ん?。。。え?!」
そうです。親が決めた会った事も無い相手と結婚されたのです。。。
当時、好きな人が居たそうなのですが、そうゆう時代だったのだとサラッと言われます。
ところが。。。子宝に恵まれ過ぎ?て。。。
もうお終いにしようと名前をトメキチと付けたそうです。。。。。。。が
また懐妊。。。女の子だったのでトメコと名付けたそうです (^_^;)
そんな沢山のお子さんを育てる足しにと和裁をされていたそうです。
それを聞いて。。。
冗談で 「今度雑巾を縫うのを手伝ってね。」 と言うと、目の前にあったタオルを取り上げ、「針と糸を貸して」 と。
当時80歳を超えられていたのに針を運ぶ流れるような動きにしばらく見とれていました。。
その時のキリッとした顔つきは今でもふと思い出します。
我慢が美徳とされていた時代の方って本当に大きく感じますよね。
輝いていた頃を発見するとなんでワクワクするんですかねぇ~