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目から鱗(うろこ)

カテゴリー:施設長/2008年6月12日

開所当初から、ボランティアを希望して電話をくださったり、玉樹の扉を開いてくださった方々には、どんどん来ていただいていた。

だけど、なかなか継続していただくことが難しい。

その一方で、受け入れる側(現場の職員)の負担も否めない・・・

日常の業務の他に、ボランティアさんを気遣い、何をしていただくか考え、お年寄りとのコミュニケーションが上手くいっているか気にしながら・・・などなど。。。

でも、何とか受け入れたい。

 

また、先日は、町内の小学生の仲良しグループが、「ボランティアに来たい!」と連絡をしてきてくれた。

でも、受け入れに迷いが生じた。来て欲しい!だけど、ルールを作ったほうが良い?保護者の方に受付していただく?現場職員の負担は?

などと考えているうちに、折角芽生えた、子ども達の「芽」を萎えさせてしまった。育てることができなかった。

でも、何とか受け入れたかった。

 

そんな中、開所前に「管理者研修」にてお話を聞いた施設。ボランティアさんの登録が約300名で、年間延べ人数3000人~4000人いらっしゃるという特養Kの園長さんの顔が浮かび・・・

昨日、特養Kを訪ね、勉強させていただくことが実現した。今年の納涼祭にてボランティアの担当となる職員3人とともに。

 

その感想が・・・

まさに、「目から鱗が落ちた」 が最もふさわしい!!!!!

 

今までのやり方に無理があったのだ。続けていただけなくて当たり前だった。

 

 

特養Kの園長さんをはじめ職員の皆様が、申し出を快諾してくださり、昨日の見学の際も、笑顔で迎えてくださり、ありがとうございました。

まずは、玉樹でも、真似をさせていただく。できる部分から。

そして、数年かけて・・・玉樹の彩りを添えていき、、玉樹らしいものを創っていけたらいいな。

 

特養Kの喫茶ボランティアさん(75歳)の一言

「ここに来ると、私が元気をもらうのよ。そして、家に帰ると家族に対しても優しい自分でいられるの。」

とても素敵な笑顔で話してくださった。彼女にとって、きっと心地よい居場所なんだろうな。

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