普通に暮らす幸せとは
カテゴリー:居宅介護支援事業所/2011年7月26日
昨日、一人暮らしのNさんが入所しました。
物忘れの症状が出始めてから約1年。
もうちょっと在宅での生活を・・と思いながらも現実的には
難しいこともたくさんあり家族も大変悩まれたことと思います。
遠距離介護ということもありまずは地元がいいのか?
家族のそばのほうが安心できるのでは?
何か所も施設を巡り「母に会う場所を」との家族の言葉。
自分達の生活もある中私との電話でもいつも
「母にとって・・・」「母が・・・」の言葉。
朝昼晩の母への電話。
家族も気の休まる時がなかったのでは。
まだ母が分かることもある間はS市に行ったりできる環境の中
で生活させてあげたい。
本人にとって本当に一番安心できる場所。
やっぱり自宅なんですかね。
そんな本人の気持ちを大切にしながら今後も見守って
いければと思います。
今後の課題
「普通に暮らす幸せ」とはとっても奥が深い。
今頃何だとお思いでしょうが「普通」とは簡単なようで難しい。
難しいようで簡単なのか??
その人にとっての「普通に暮らす幸せ」を時間をかけ分かっていけるよう
にしていきたいです。