案ずるより産むが易し。。。
あれこれ考えるより実際やってみたら案外簡単なこと。。。
そんな感じのこわざですが、よく考えると身の回りに意外とその局面は存在します。
試行錯誤の末、良かれとやってみたが思うような結果に至らなかった。。。
よくある事です。
でも大切なのはその後です。
失敗を認める勇気!
失敗を認めることでそこまでのプロセスを無駄にせず、次のステップに踏み出すことが出来ます。
意地になって失敗の事実を認めず、放置すればそれまでのプロセスや努力は無駄になってしまいます。
以前、研究者の方が言っていた言葉ですが、
「私たちは何千回、何万回と実験を繰り返しやっと成功にたどり着きます。しかし、それまでの実験結果は失敗では無く、全てが成功にたどり着く為に必要な経験であり、知識です。」
と言っていました.
何千、何万回の失敗を知識や経験と受け止め、成功に向けて努力し続ける。
私達の生活の中ではそこまで失敗を繰り返す事はありませんが、この研究者の言葉の意味は深く通じると思います。
失敗を投げ出し、放置せずに頑張ろうと思いました。
今年も。。。
今年もあと5日ほどで暮れようとしています。
今年は後半幕開けに『鬼怒川決壊』という大事件がありました。
連日テレビ報道が流れ、様々な事が伝えられました。
被災された方に向けた暖かい支援や救援活動など本当に頭が下がる思いでした。
反面、被災地での火事場泥棒的犯罪の横行にはただ呆れるばかりで。。。
なんで同じ人間なのに正反対の行動が起きるのだろう。。。
子供の頃。。。「人様に迷惑だけはかけるな!」とよく言われました。
皆が他の人に迷惑をかけない様にと思う事で秩序が守られていたように感じます。
人を敬い、自らを謙る。
そこに調和が生まれ、共生社会が出来ていく。
今月は娘二人が一日違いで出産し、いっきに我が家の人口密度が上がりました。
この子達が大人になる頃、どんな社会になっているのか。。。
よく言われる言葉ですが、しみじみと感じながら来年の誓いをひとつ、立てました。
誰にも言いませんが。。。(笑)
基準。。。
今年の5月に下の娘が嫁ぎました。。。(泣)
親御さんとの同居。。。(不安)
永遠のテーマである嫁姑問題はやはり難しい。
娘の気遣い、親御さんの気遣いがうまくはまれば良いのですが、そこが永遠のテーマである由縁。。。
いろいろとあるようです。。
家庭にはそれぞれ暗黙のルールが存在します。
嫁に行くということは別のルールの中に入ることを意味し、自分の持ち込んだルール(基準)
とのギャップに苦しむ訳です。
話し合い、譲り合い、新しいルールを作れれば何も問題は起きません。
譲れない部分。
これをお互いが主張すれば一緒にはいられません。
確かに長年やってきたやり方、最善だという想いは分かります。
でも、その中に不合理な事があるかもしれません。
本人が気づかない不合理。
少し譲ってみたら見えるかもしれません。
譲る勇気と余裕。。。
凄く難しい事だと思います。50年以上生きてきた私も全然出来ません。
でも努力はしています。
家庭だけではなく、職場においても同じような事は沢山あります。
娘に話しながら自分にも言い聞かせ反省したひと時でした。
皆がそれぞれの立場で譲る勇気が持てたらいいですね。