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認知症について

カテゴリー:医務/2012年12月17日

どんな病気でも早期発見、早期治療が大事なのはどなたもご存じの通りです。

アルツハイマー病を発症する人も同様である日突然脳に異変が起こるのではなく徐々に変化が始まっています。

健康な状態と認知症の間のグレーゾーンが認知症になる一歩前の 段階で今注目されています。

日常生活は支障なく送れるが、物忘れや軽い認知障害が認められる時期です。

経度認知障害(MCI)と呼ばれ半数は問題ありませんが、半数が認知症になり、この半数が2年以内に認知症になる可能性がある人と認知症予備軍と半々です。

このグレーゾーンの時期に適切に対応すれば発症を予防したり発症を遅らせる事が出来るそうです。

おかしいなと思ったら専門機関で早めに検査を受ける事が重要です。

予防には生活習慣も見直す必要があります。食事も大切でバランスのよい食事を心がける事。EDAやDHAは認知機能を改善するといわれそれらを多く含む魚を積極的に取り入れる事です。特に青魚はおすすめです。

又、身体を動かし活動的な毎日を送る事も予防効果があります。

 

しかし、すでに認知症になってしまった方には治療として

1.中核症状の進行を抑える薬などの薬物療法

2.脳機能低下の部分に働きかける音読・計算などの脳活性化リハビリテー      ション

3.介護者・家族の対応(出来ることはなるべくやってもらうようにする)

などがあります。

生きがいや、やる気を持って日々生活をしてもらうことが大切です。

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