最近感じたこと
カテゴリー:医務/2013年3月15日
私が初めて実調にいって、この老人ホームにおつれしたのが、今は亡きK様
初めの印象はニコニコしている感じのいいおじぃちゃん。
いざ入所したら、コロッと変わりあつかいにくい、少し変わったおじぃちゃん。
おまけにいろんな病気も見つかりあれ?って感じでした。
そんなK様の足の床ずれが、日に日に悪くなり、処置時に伴う激痛
そんな処置、毎日やる必要性があるのか?
この痛みはなんとかならないのか?
そんな事をしている私を痛みをあたえにくる、いやな人間と思っているんだろ
う。と考えたりすると、なんだかやりきれない思い・・・
そんな状況でも生きていかなくてはならないK様を思い
なにかできないか、ユニットのスタップも考え、私達も考え思い悩んだ日々
もちろんK様は痛みの為、暴言、毒を吐き、痛い思いを
毎日しても生きていかなくてはならないK様の生き様をみせて頂ました。
人間、心と体に余裕がないと、人にはやさしく出来ないこと。
ユニットのスタップとの信頼関係があり、最後までK様らしく過ごせた事。
K様を通して今後、私が進むべき道が少し見えてきた気がします。
K様ありがとうございました。