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ぶれない自分とは。。。

カテゴリー:事務/2013年3月24日

1970年代から南アフリカで人種差別政策がしかれていた頃、活動家から始まり国中に広まったアメリカの歌手「シュガーマン」。

反人種差別を歌った歌詞に人々が共感し、南アフリカではビートルズと並ぶ有名歌手だったそうです。

しかし、実際はアメリカでレコードを出したもののまったく売れず、アルバムを2枚出したところで契約を打ち切られ、引退した無名の歌手でした。

その後、人種差別が解かれ、ある人が自分たちの英雄的存在である「シュガーマン」がまったくの無名歌手であることを知り、苦労の末探し出します。

そして、15年前「シュガーマン」とその家族を招待し、コンサートを開いたそうです。

5000人収容の会場で6日間全て完売。

歌手をやめ、ビル解体等の肉体労働で家族を養って来た「シュガーマン」にとって初めてのコンサートであり、大観衆です。

でも、「シュガーマン」はまったく普段と変わらぬ様子でその日程を消化し、アメリカへ帰ると何事も無かったかのように元の仕事へ戻ったそうです。

ある国では自分は英雄的存在であることを知ったら、どうでしょう。

この話が映画化され、アカデミー賞を受賞したが出席はせず、

「ビル解体だろうが、歌だろうが自分の出来ることにベストを尽くすだけだ」と後のインタビューに答えたそうです。

周りの状況がどんなに変わろうとも、左右されず、見失わず、自分を持ち続ける。

カッコイイ人だな~。。。と感動し、少しでも近づきたいと思いました。

 

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