高齢者がかかりやすい皮膚病について
カテゴリー:医務/2014年5月9日
高齢者がかかりやすい皮膚病には、大きく分けて4種類あります。
1、老人性色素班 2老人性いぼ(脂漏性角化症) 3老人性皮膚萎縮
4類天疱瘡 があります。
4番の類天疱瘡について 書きたいと思います。
正常の皮膚に突然水ぶくれがたくさん出来始める場合と、始め紅班ができ
その上に水ぶくれが出来る場合があります。
軽症の場合、抗生物質の入った外用剤や副腎皮質ホルモン含有の外用剤を
塗るが、多くの場合副腎皮質ホルモン剤の内服が必要で、入院して治療しま
す。 同時に、内臓の悪性腫瘍を合併していることがあるので、検査で
悪性腫瘍を発見して治療すれば皮膚の水ぶくれが治る場合もあるようです。
早期発見、早期治療が大切です。