風邪の予防には?
カテゴリー:医務/2015年1月8日
今更ですが、風邪について書きたいと思います。
鼻水やくしゃみは、風邪に対する防衛行動です。 鼻の中の絨毛にウィルス
が付くと、外へ押し出そうと働きます。これが鼻水として出るのです。
ウィルスが絨毛に付くと、神経を介し肺に伝わり、肺がこれに応えて働き
くしゃみを起こし一気にウィルスを吐き出そうとします。
風邪の感染経路として①飛沫感染②接触感染が揚げられます。
飛沫感染は咳やくしゃみで体外へ飛び出したウィルスが、別の人の体内へ侵
入する事で起こります。 この時の入り口は身体の外側で一番弱い鼻や喉の
粘膜です。 予防はうがいが大切です。 くしゃみの飛距離を実験で調べた所
1メートル付近が一番多く、最高で3メートル以上飛んだそうです。小さい粒の
ウィルスは空気中に舞うのでもっと遠くまで飛んでいきます。 マスクをして
もウィルスは通り抜けてしまうので過信してはいけません。
接触感染はもっと感染率は高くなります。 手に付着した鼻水等で他の人を
触ったり物を介して接触。その手で無意識に触り感染します。手洗いが大切