新茶の時間
カテゴリー:デイサービス玉樹/2016年6月16日
私の親は静岡県の出身で、毎年新茶が出回ると静岡茶を送ってくれます。
今年も新茶が届いたので、デイサービスの皆さんと一緒に飲みました。
先週1週間、新茶ウィークということで、おやつの時間にお出しすることに。
荒CWが気持ちを込めてていねいに淹れてくれました。
ゆっくり香りを嗅いでから飲む姿は、普段ではなかなか見られないものです。
「やっぱり香りがいいね」
「静岡茶って有名だものね~」
「今日は来て得しちゃった♪」
「初めて飲んだけど美味しいね!」
「家に帰って家族に自慢できちゃうね!」
嬉しそうな会話があちらこちらから聞こえてきます。
いつの間にか、利用者様の間で新茶の“回し嗅ぎ”が始まっていました。
袋を開いてお茶の香りを嗅いで隣の方に回して・・中には葉を少し出して味わっている方もいました。
いつもではないけれど、たまには少し贅沢な良い想いをする。
それも【普通に暮らす幸せ】なのではないかと感じました。
そして日頃の一杯のお茶から、心を込めてていねいに淹れることを忘れずに大切にしていこうと、改めて思いました。
今回のように良いお茶でなくても、“心を込めた”お茶を出すことは自分の意識次第でいつだってできます。
そしてそれはきっと相手に伝わります。
お茶も介護も大切なのは“心”
大事にしていきたいですね。