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母の老い

カテゴリー:特養相談員/2019年5月30日

 私の母は、9年ほど前に脳出血をおこしました。

 幸い、身体には後遺症も残りませんでした。

 しかし、脳出血後、きれい好きだった母が掃除が苦手になったり・・・、物忘れが出てきたりしていました。

 

 ここ2年くらいは大分物忘れがひどくなりました・・・。

 近くにいる姉が、何かと母の面倒をみてくれています。しかし、子どもとしては、母の症状に対して、きちんと話せば改善するのではとついつい口調が強くなったり、怒ってしまい、「もう意地焼ける!!!」と姉から毎日電話がありました。

 私も、母の物忘れ、次々と起こる事に対して、ショックでショックで切ないなあ・・・と思う事が沢山ありました。

 

 先日姉と一緒に、母を病院に連れて行った時。

 また、「あらあら・・・。」というハプニングがたくさん有りました。

 でもその様子をみて、「ちょっと~笑えるよね。」と姉と私は笑っていました。

 

 親の老いを感じた時、

 今までは頼りにしていた親との立場が逆転した時、

 本当に悲しかった・・・・・

 その気持ちを乗り越えられたのは、その気持ちを話して共有できる家族の存在や友達のおかげだと思います。

 

 母も自分の母の介ゴをしていました。きっと母もそんな思いを乗り越えていたのかなと思います。母はいつも明るくて、笑ってました。やっぱり母は偉大だ。

 

 私も娘達にそんな風に思ってもらえるような親でありたいなと思いました。

 

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