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母の介護

カテゴリー:特養相談員/2020年9月24日

要支援だった母の様子が、ここ数か月で変わってきました・・・。

 

受診に行った時のトイレで、失敗してしまったリハビリパンツを一生懸命拭いている母の姿を見て悲しくなりました・・・。

ベットの中から、新聞紙に包まった濡れたリハビリパンツが出てきたり・・・。

トイレから出てくると、今まで座っていた自分の席が分からなくなってしまったり・・・。

そんな母の姿を目にするたびに、なんとも言えない気持ちになります。

 

在宅で介護されている家族さんも入居されている方の家族さんは、色んな気持ちを乗り越えてきていて来ているんだな、すごいなと思います。

 

母の介護が始まり、色んな方に会う機会が増えました。してもらってうれしかったこと、かけてもらってうれしかった言葉、かけられて悲しくなる言葉、今まで分かっていたようで分からなかった事を沢山学ばせてもらっています。

 

家庭・仕事・介護のバランスはすごく難しい。介護が増えると、気持ち的にも体力的にもいっぱいいっぱいになってしまうこともある。

 

以前は、休みの日は必ず母の様子を見に行かないと、自分が許せなかった・・・。

 

でも、今は、相談できる人が増えつつあり、今日は任せちゃっていいかなと自分を許せるように少しなってきたと思う。

 

母の話を聞いて、一緒に考えてくれる存在は本当にありがたいです。

 

仕事終わりに母に電話をすると、いつもは自分の事を話して終わりの事が多いのですが、たまーに、「あんた、疲れてるんだから気を付けて帰りな。」とあたたかな母らしい言葉をかけてくれる時がある。

 

いつもは、立場が逆転しているが、母はやっぱり母なのだと感じられる瞬間はとっても嬉しくなる。

これからも沢山の方の手をかりながら、母の介護をしていきたい。

そして自分も、少しでも誰かのそんな存在になれるようになりたいと思いました。

 

 

 

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