看取りについて考える
今年度、特養では内部研修に力を入れています。
コロナの状況でなかなか外部研修に行けない今だからこそ・・前向きに考え 玉樹で大切にしている事の再確認が必要だと感じます。
ユニットから出て、気持ちの切り替えが出来ることとユニット以外の職員との交わりはとても大事だなと思います。
第2シリーズ【看取りケアについて】
9月週1回の頻度で各ユニットから1~2名ずつ研修に参加して頂き、看取りケアについての研修を実施しました。 まだ残すところ2回有りますが。
内容は、看取りケアについての考え方/玉樹へ実施している具体的なケアについて再確認/看取りに期に起こりうる症状の確認居されているお年寄りのケアだけではなく
ご家族の心のケアの必要性/グリーフケアについて 理論的な内容に+(プラス)【象の背中】DVD鑑賞を行いました。
DVD 象の背中は以前にも内部研修で使わせて頂きました、象の家族の日常~お父さんの旅立ち・旅立った後の様子が映像と曲で構成されています。
象のお父さんは『最期の日』を教えてもらえたのでその日に向けて、日常の行動を変え大切な家族との時間を大切にしながら少しでも後悔が少なくなるように過ごす
意識をします。最期の日までの葛藤や寂しさ、お別れをした後の残された家族・・・DvDを観た時の気持ちによっても感じ方はそれぞれです。
感じたこと・考えたことを話すことが大事だと考えます。
人の【死】を考えるとどうしてもマイナス的なイメージや恐怖心が付きまといます。みんなで現在の取り組みの意味の確認や不安に思う事・感じている事を言葉に出して
確認することで自分だけではない他の方も同じように感じているんだなと感じる共有する事も出来ます。
そういう小さな積み重ねが看取りにケアに対しても意識を高める為にとても大切だと考えます。
最期の時に関わらせて頂くという尊い経験をさせて頂く事への感謝の気持ちを持ち・・・関わるお年寄りの最期の時までの関りを大切にして行けたらと考えます。
看取りの研修を行うことで、仕事だけではなく自分自身の大切な人や自分自身の事も考えらえる機会になったらなと考えます。