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母の入院で気づいた事

カテゴリー:すいせん荘/2009年7月13日

検査入院中の母が脳出血を起こしたと連絡を受けたのは先月の事でした。

幸い命に別状はなく、手術などもせずに出血した部分が自然吸収されるのを待つということになりました。ICUにいた母の身体からは、手と足から点滴・鼻からチューブ・口には酸素と、何本もの線が伸びていました。そして手と足を抑制され、オムツをしていました。それを見た時はなんともいえない切ない気持ちで、その事実を受け止める事が出来ませんでした。

今まで元気だった母がオムツをするという事実に直面した時、ホントにホントに傷つきました・・・・・。なんとも言えない気持ちでした。そして少し元気になった母が便意を訴えた時の出来事でした。トイレに行きたいという母に看護士さんが、「またどうせ空振りだよ。朝いっぱい出たんでだから大丈夫だよ。」といった時、私は怒りと何とも言えない悲しさでいっぱいになりました。憤りを感じる出来事が沢山あったけれど、母がお世話になっているから、自分たちはずっと付き添っていられるわけではないからと諦めなくてはならない事もやりきれなかったです。

自分では悪いと思っていない言葉掛けや対応でも、利用様やご家族様を思ってる以上に傷つけたり・不安にさせたりしてしまう事があるという事を改めて考えさせられた出来事でした。

 

 

 

 

 

 

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