低栄養を予防、改善しよう!
カテゴリー:管理栄養士/2009年8月18日
「嚥下困難」、「寝たきり」、「床ずれ」・・などの言葉を耳にしますね。
私たちは毎日の食事でおいしく栄養を摂ることで健康を維持しています。
しかし高齢になると「噛みにくい」「むせやすい」「胃腸の機能が弱まる」
など食べることに何らかの障害を起こします。
また偏食や食欲不振などで知らないうちに栄養素が不足していきます。
この状態が続くと低栄養になってしまいます。
< 低栄養>って・・・
低栄養とはたんぱく質とエネルギーが不足している状態のことで、主に生活
活動が低下し、体重の減少、筋肉量や筋力の低下、感染を起こしやすくな
ります。
特に高齢になると
噛む、飲み込みが低下し、繊維質や固い物を避けるようになり、野菜や肉、
果物など不足しやすくなります。
また味覚の低下により味付けが濃く糖分・塩分の摂取が多くなりがちです。
☆できることから始めよう!
食べたいものを食べたい時に、ほんの一口でも声かけしてみましょう。
可能な限り自分の力で食べられるよう環境を作りましょう。
食事の時間が楽しみだと思えるような雰囲気を作りましょう。
食事が思うように取れない時には、少量で栄養補給ができる補助食品も
取り入れましょう。