二日酔いに果物がよいのは何故?
カテゴリー:管理栄養士/2010年4月3日
新年度がスタートし何かと忙しい中、お酒を飲む機会が増えると思います。
昔から「酔い覚ましは柿」と言われるように、つらい二日酔いは果物で回復
を早めることができます。
たとえば一定量のアルコールを飲んでもらい、30分後に柿を食べた人と
食べなかった人を比較してもアルコール濃度は40%減り、アセトアルデヒド
の濃度も30%減少が認められたそうです。これはおそらく柿に含まれる
タンニンの効果と考えられます。
また、アルコールには利尿作用があり、排尿の際、尿と一緒にミネラル、
ビタミン類など奪われてしまいます。
そこでミネラルやビタミン類の豊富な果物をお酒のおつまみとして一緒
にとると、不足しがちな成分を補うことができます。
翌日、二日酔いで生鮮果物を食べられない時はジュース(果汁100%)
でとるのも一つの方法でしょう。
どうぞ、たのしいお酒でお体大切に ! (一日一善)