らしさ
カテゴリー:特養相談員/2010年10月30日
先日、友人と上野動物園に行ってきました。
TVや雑誌でも紹介されている通り、
そこにいる動物の見せ方を大きく変えたとのこと。
その動物の動きや、行動を生かした展示法。
「行動展示」と呼ばれるものらしいです。
北海道の旭山動物園も話題になっていましたね。
ガラスの向こうには、森を再現したようなスペース。
湖のような水飲み場があったり・・
ライオン舎では、食事のあとであろう、大きな骨が転がっていたり・・。
ナマケモノのところでは、木を渡るのが上手なところを生かして、
穴から外に出てこれるようになっていたり。
(渡ることはできるが、降りることはできないらしい)
できる限り、自然な形で・・
動物の行動をありのまま見てもらえる工夫がありました。
その動物の動きや習性を知っていないとできない見せ方ですよね。
私たちの仕事にも通じているなと思いました。
お年寄りのことをどれだけ知っているか?
度合いによってできる関わりが変わってくるので。
ご本人様、家族様から情報を集めたり、
職員間での共有が大事になるんですよね。
(その人)らしさをいかに引き出せるか?は。
どれだけその人を知っているか?
また。
どれだけ、職員が意識して関わっていくか?
なのではと思いました。
上の写真のような、こんな穏やかな表情。
引き出せたらと思います。