3メートル
入院されていて下肢筋力が落ち、歩くことができなくなってしまっていたトク様。
ショートステイに入所され2日目、ご自分が使っていたシルバーカーを見た時、「歩きたいんだよ・・・」とおっしゃられました。
まずは、トイレやベットへの移動の際に立位がしっかり出来るようにから始まりました。本人さんの歩きたいという想いは強く、横になっている時も、足を動かす練習をされていたりと、毎日努力をされておりました。
そして今日、「歩く練習させてほしいんだよ。」と本人さんの強い希望もあり、スタッフ2人がついて歩行練習を行いました。
1メート・・・2メートル・・・3メートル!!!
トクさん後ろを振り向いて、どれくらい歩けたのか確認。その瞬間満面の笑みがこぼれていました。次の瞬間、隣りにいたいつもクールなワーカーのはにわさんを見たら、トク様と同じ顔をされていました。一緒にいた、利用者のつー様とタミ様も笑顔でした。
また明日が楽しみですね。
オリエンテーション☆
今月28日から中央福祉医療専門学校から2名の実習生を
受け入れる事になっています。
昨日は実習生の方に玉樹に来て頂き事前のオリエンテーションを行いました。
玉樹で実習して頂くにあたり・・玉樹の方向性・目指すところという部分を
予め知っておいて頂く必要がありますからね(^-^)!
副長から玉樹の理念・方針などをお話して頂き
私からは事例を通して玉樹の現場での取り組みを少しでも感じて頂ける様に
お話させて頂きました。
介護の世界で働きたい!という想いを持っている学生さんたちに
私たちは伝えたい事、そして想いがいっぱい有りますが・・
短い期間の中でなかなか全部は伝えきれないな~って思います。
とにかく実習生の方々には今回の玉樹での実習でお年寄りとの出逢いを大切に
してほしいな~って思います。
私自身・・専門学生の頃には「お年寄り関係」というよりかは「子供関係」の方向で働きたい
という想いが強かったのですが・・実習先施設での一人のお年寄りとの出逢いが
「特別養護老人ホームで働きたい」と思うようになったきっかけとなったので(^^ゞ
実習生を受け入れるということは、私たちにとっても勉強の機会を与えて頂ける
と思いますので、宜しくお願いします。
そーけー
ご利用者のたー様は、私と同じ出身の方です。
たー様から「そーけー」という地元のなまりを聞くと、とっても懐かしくて、あったかい気持ちになります。
ちょっとブルーな気持ちの時にも、たー様の「そーけー」が私の気持ちを落ち着かせて、元気にさせて下さいます。
地元のなまりが自分にとってこんなに心地よいものだとは、知りませんでした。
なじみの環境やその方の生活歴を知る事の大切さを改めて感じた出来事でした。。。