ぶれない話in玉樹を開催するから告知をさせてもらいます。の件について。
ぶれない話
お年寄りに対する、ぶれない姿勢。
誰でも一つは、ぶれない姿勢をもっているものである。
そして、それは誰が聞いても、何度聞いても面白いものである。
さいころを振って出た目の数を全国各地の精鋭たちが
おのおのの持ち前の
ぶれない話
を披露する事だけでお送りして最後に
MVB(もすとばりあぶるぶれない)
を決定する
とてもシンプルな食事会。
2016年9月17日(土)
19:00から
玉樹の地域交流スペースかデイサービス玉樹の和室にて。
参加費 5$(当日のレートによる)集まったら、どこかへ寄付しましょう。
今回のプレイヤー
伊永伸一郎(介護まめ家@岐阜県)
小林 敏志(老所所はいこんちょ@栃木県)
芦原 大致(こもれび大泉@群馬県)
玉井理恵子(フリーで家族を介護中@栃木県)
吉川 秀貴(社会福祉法人紬会@茨城県)
高橋 知宏(デイサービスセンター玉樹@茨城県)
小林さんの推薦人を数名。
オーディエンスは無しのガチトークで10人弱を予定。
トーカーとして参加したい方(軽い気持ちで参加すると精鋭たちからのキツイ返しが待っているから色々と覚悟の有る方。)はどうぞ。
もともとは広島の特殊介護家と言われている方が作った遊び。
たまには、こんなコアな夜会も楽しいと思います。
あじさいの約束
少し遅くなってしまいましたが、先月のお話です。
4月にシルバーカーを押して、玄関の桜を歩いて見に行かれた熊様。
そのときにmasaCWと交わした約束は
「6月には一緒に裏のあじさいを歩いて見に行こう!」
というものでした。
(宜しければ4/17のブログ『桜に込めた想い』
http://www.tamaki.or.jp/blog/index.php?code=2807
をご覧ください)
これまでもデイサービスに来る度に、おっくうがりながらも歩行練習を続けてこられた熊様。
桜を見た後には「あじさいも楽しみだな♪」とやる気十分でしたが、そこはやはり熊様です。
これまで通り 「面倒くさいよ~」 と言いながらもmasaCWに誘われて歩行練習を行う、
いつものルーティンを繰り返しながらあじさいに向けて頑張ってこられました。
そして6月某日、あじさいの約束を果たす日がきました。
4月に見に行った桜と比べて、裏のあじさいは少し離れたところにあります。
「え~遠いじゃん!暑いし!これはヤバいよ!」と若者言葉で驚く熊様。
「大丈夫大丈夫!若いんだから~」と満面の笑みで返すmasaCW。
こんなやりとりが二人の日常、二人のルーティンなのです(^^)
その後も二人であれこれと冗談を言い合いながら出発!
気乗りしない所から始まり、いつも間にか笑い飛ばしながら身体が動いている。
このやりとりが、熊様にとってとても大切な時間なのです♪
無事に到着し、車イスに座って一息つきながらあじさいを眺める熊様。
ボソッと「すごいなぁ~」と一言。その真剣な視線の先には・・
えーっと、熊様。すごいのはあじさいのことですよね??それとも・・
記念に1枚☆
良い表情ですね♪
いつもはスパルタのmasaCWも、「今日は頑張ったからね♪」と帰りは車イスで送っていきます。
これには熊様も「助かったよ~」と一安心です。
あじさいの約束を果たすことが出来たこと、歩いて裏まで歩いて来れたこと。
どちらもとてもステキなことで、熊様の自信にもなったと思います☆
そして、二人で笑って過ごすこの時間が、何よりもかけがえのないものだと感じました。
そんな時間を大切にして、これからもたくさんつくっていきたいと思います。
春は桜、初夏はあじさいを見に行きました。
さて、次の目標は何でしょう。今から楽しみです♪
新茶の時間
私の親は静岡県の出身で、毎年新茶が出回ると静岡茶を送ってくれます。
今年も新茶が届いたので、デイサービスの皆さんと一緒に飲みました。
先週1週間、新茶ウィークということで、おやつの時間にお出しすることに。
荒CWが気持ちを込めてていねいに淹れてくれました。
ゆっくり香りを嗅いでから飲む姿は、普段ではなかなか見られないものです。
「やっぱり香りがいいね」
「静岡茶って有名だものね~」
「今日は来て得しちゃった♪」
「初めて飲んだけど美味しいね!」
「家に帰って家族に自慢できちゃうね!」
嬉しそうな会話があちらこちらから聞こえてきます。
いつの間にか、利用者様の間で新茶の“回し嗅ぎ”が始まっていました。
袋を開いてお茶の香りを嗅いで隣の方に回して・・中には葉を少し出して味わっている方もいました。
いつもではないけれど、たまには少し贅沢な良い想いをする。
それも【普通に暮らす幸せ】なのではないかと感じました。
そして日頃の一杯のお茶から、心を込めてていねいに淹れることを忘れずに大切にしていこうと、改めて思いました。
今回のように良いお茶でなくても、“心を込めた”お茶を出すことは自分の意識次第でいつだってできます。
そしてそれはきっと相手に伝わります。
お茶も介護も大切なのは“心”
大事にしていきたいですね。