水戸へ
昨日は、「新任施設長勉強会」に参加してきました。
施設長経験が・・・概ね3年未満の施設長を対象とする勉強会です。
午前中は講義。
①茨城県老人福祉施設協議会の会長による 「施設における状況と課題 ~中央の情勢について~」
②特養 松籟荘の施設長による 「施設の現状と課題 ~個別ケアについて~」
午後は4つの班に分かれて、グループ討議。
勉強会を通して、感じたこと。
一つは、今は、この環境で踏ん張るしかない。ということ。
課題は・・・人材確保について、介護保険制度について、資源の不足、等々・・・山積みではあるが。。。
もう一つは、玉樹の理念である「普通に暮らす幸せ」を示し続けること。が大切であるということ。
そうすることで、「個別ケア」へ繋がるのだと思う。
個別ケアを実現する為に、従来型の施設も、ユニット型の施設も、従来型とユニット併設の施設も・・・試行錯誤している状況であるが、玉樹は、玉樹らしく一歩一歩進んでいきたい。
悩ませる頭の体操
今日は、Sさんのご利用日でした。
朝から、Sさんとあのお話をせねば・・・。
Sさんと私の共通点。それは、とあるラジオ番組を好んで聞いていること。
「ぼやき川柳」略して「ぼや川」。
ある日、「私は、目が見えないから、ラジオを聞いているの」とおっしゃられたので、「私、土曜日にやっている○○局の「川柳」コーナー」がおもしろくて聞いているんです。」「あーあれね。おもしろいわよね。」
これはチャンス!
Sさんは、目が見えないとはおっしゃるものの、けっこう見えておられる。何か手作業といってもコレ!というものが見つかっていない。周りからは、見えないけれど、頭の体操になる「川柳」はどうだろう。道具は、いらないし。
「テレビはうるさいから、ラジオの方が好き。」と言われていたKさんや「家ではラジオをずっと聞いていると言われていたTさんもお誘いしてみようかしら・・・。
というわけで、張り紙。「川柳をはじめてみませんか?」
デイフロアとお風呂場前のサロンに小さく張り紙をしてみました。
そして、まずは、私から。と、毎週考えるのですが、これがなかなか難しい。それでも、なにげなく聞いていた川柳を気にして、参考に。先週、初めて応募。やはりボツ(不採用)でした。
今週のお題は「調子」と「移る」。頑張らねば。
北海道の真ん中で vol.2
ユニットケアの元々の考え方は
地域生活からの隔離と画一的な集団生活を強いるそれまでの施設ケアへの反発からはじまってます
【施設が地域に出て行く】
先日行った美瑛町でその一端を垣間見ました
母体として、30年という歴史のある特養
少し離れたところに
☆小規模多機能
もっと離れたところに
☆サテライト特養
☆小規模多機能
☆共生型サービス
「喫茶室」
・子育て支援
・障がい者の就労
・サロン活動
☆デイサービスセンター
☆高齢者福祉住宅
☆保健センター
様々な機能を持った施設が同じ敷地内に並び
高齢者、障がい者、子育て支援、地域の繋がり・・・
地域生活を支援しています
地域の特色を考え、ニーズを把握し
行政と連携をとり制度と結びつけ具体的な施策としていく
そのアイデアと実行力
そして
「俺が支えなくて誰がこの地域を支える!」
こんな気概に感服です