認知症伴走型支援事業
令和3年度の新規事業として「認知症本人や家族に対する伴走型支援拠点の整備の推進」が始まりました。
認知症高齢者の数は、2025年には700万人。65歳以上の5人に1人に達することが見込まれています。
【伴走型相談支援】
・認知症の人や家族に対し、認知症による症状が察知された早い段階から関わり、その変化にも寄り添い続ける事で地域での認知症の人やその家族を支えます。
・共に考えながら気持ちを支え、理解と受容を促しながら適切な情報や知識の提供を行うことで、認知症の人やその家族が考え、自ら選択できるように支援します。
課題とされているのが、「初期段階の支援」です。(認知症と診断されていない時期も含む)
症状が進んでから、支援や介護を受けることが多く、本人も家族も疲れた状態になっています。
そんな中「伴走型支援事業」が始まりましたが、現状としては、ほんの一部の地域でしか始められていないようです。(手を挙げる事業所が少ない)
国が掲げた認知症政策のスローガン「認知症に人や家族が希望をもって暮らせる社会を実現する」
実現させるために「どうやったらできるのか」とあらゆる方法を考えて可能性を探っていくことが大切だと思います。
地域で作り上げていくことが重要で、そんなお手伝いが少しでも今後出来たらいいのかなと思います。
ひまわり日和🌻
なかなか外出できないなか、夏の始まりにひまわりを見に行ってきました。
暑すぎる位でしたが、喜んで下さいました。
農家さんにひまわりも少しいただいてきました♪
帰りにはコンビニによりアイスを食べてから帰荘しました。
光様、夢中で召し上がられておりました。
久し振りの外出でしたが、気分転換になったと思います。
また行きましょう~☆
自宅へ
私の祖父が玉樹に入居となりました。
3年前に骨折してからは、病院と老健で生活していました。
95歳まで自宅で生活をしていたので、何も言わないけど・・祖父は『家に帰りたい』気持ちがあるはず。
『短い時間でいいから・・家に帰ろう』
お盆には祖父が家へ帰り、祖母にお線香をあげて手を合わせたいはず。
私自身の想いが先行しているような・・でも絶対そう思っている!
職員目線なのか?家族目線なのか?色々考え、祖父の事を考えると涙が出たり・・
今日は午後から自宅へ帰る事が出来ました。
お盆の祭壇の前で、位牌を手にした祖父の顔は今にも泣いてしまうのではないか・・いう表情でした。
そんな祖父の顔を見ていた私が先に泣いてしまいました。
『じいちゃん・・よかったね。ばぁちゃん喜んでるよ』言葉かけると祖父は『うん!』と頷いていました。
玉樹で生活していても、定期的に家に帰れる!家で生活するのは少し難しいかもしれないけど・・いつでも家に帰れる!家を近くに感じられる。
そんな風になったらよいな~って思います。
コロナ禍でまだまだ制限のある生活ですが・・タイミングを逃さずに、感染に注意をして家に帰れるサポートを
玉樹全体でしっかりとサポートして行きたいと改めて考えました。