懐かしの我が家へ。
ミノ様のご自宅が、近く新築されるとの話を伺いそれでは、「ミノ様の思い出
が沢山詰まった旧家のうちに一度帰って頂きましょう。」との話がユニットで持
ち上がり、早速行ってきました。
奥様が、ミノ様が大好きだったカボチャの煮物を沢山作って出迎えて
下さいました。
奥様の傍で皿一杯のカボチャの煮物を召し上がられている姿は、とっても微笑ましく幸せそうでした!
そしてカボチャの煮物は完食され、自家製のスイカも沢山召し上がられました。
外国から働きにきておられる2人の方も、畑から駆けつけて下さり
とっても良い記念写真を撮らせて頂くことが出来ました。
名残り惜しかったのですが、今度、新しくなったら又伺うことを約束し、皆様に
お見送りして頂きながら帰ってきました。
来月には取り壊されるとの話をお聞きし…、ああ、間に合って良かった!
“決まった事は即実行する!”を実感した日でした。
新茶の時間
私の親は静岡県の出身で、毎年新茶が出回ると静岡茶を送ってくれます。
今年も新茶が届いたので、デイサービスの皆さんと一緒に飲みました。
先週1週間、新茶ウィークということで、おやつの時間にお出しすることに。
荒CWが気持ちを込めてていねいに淹れてくれました。
ゆっくり香りを嗅いでから飲む姿は、普段ではなかなか見られないものです。
「やっぱり香りがいいね」
「静岡茶って有名だものね~」
「今日は来て得しちゃった♪」
「初めて飲んだけど美味しいね!」
「家に帰って家族に自慢できちゃうね!」
嬉しそうな会話があちらこちらから聞こえてきます。
いつの間にか、利用者様の間で新茶の“回し嗅ぎ”が始まっていました。
袋を開いてお茶の香りを嗅いで隣の方に回して・・中には葉を少し出して味わっている方もいました。
いつもではないけれど、たまには少し贅沢な良い想いをする。
それも【普通に暮らす幸せ】なのではないかと感じました。
そして日頃の一杯のお茶から、心を込めてていねいに淹れることを忘れずに大切にしていこうと、改めて思いました。
今回のように良いお茶でなくても、“心を込めた”お茶を出すことは自分の意識次第でいつだってできます。
そしてそれはきっと相手に伝わります。
お茶も介護も大切なのは“心”
大事にしていきたいですね。
思い出のおこし
デイ玉樹には姉妹の利用者様、くー様とみー様がいらっしゃいます。
お互い20代で嫁がれてからは別々に暮らしていますが、今でも仲の良さと息の合い方は変わりません。
ある日お二人とお話をしていると、お二人のお姉様の話になりました。
何でもお姉様は、東京のおこし屋に嫁いだそうで、お二人はそのおこし屋に手伝いに行っていたそうなのです。
「ポン菓子と砂糖で簡単に作れるんだよ!」と教えてくださるみー様。
それなら玉樹で一緒に作ってみよう!
ということで、姉妹の思い出のおこし作りが始まりました。
妹のみー様
姉のくー様
昔取った杵柄とはよく言ったものです。
お二人とも「懐かしいなぁ~」と慣れた手つきでどんどん進めていきます。
完成~♪
周りの利用者様たちも、昔懐かしいおこしにご満悦です。
「久しぶりに食べたな」「ちっちゃい頃好きだったんだよ」と手が止まりません。
くー様とみー様、お二人の思い出のおこしは、とても懐かしい味がしました。
ぜひまた、一緒に作ってくださいね。