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低栄養を予防、改善しよう!

カテゴリー:管理栄養士/2009年8月18日

 「嚥下困難」、「寝たきり」、「床ずれ」・・などの言葉を耳にしますね。

 私たちは毎日の食事でおいしく栄養を摂ることで健康を維持しています。

  しかし高齢になると「噛みにくい」「むせやすい」「胃腸の機能が弱まる」

 など食べることに何らかの障害を起こします。

  また偏食や食欲不振などで知らないうちに栄養素が不足していきます。

 この状態が続くと低栄養になってしまいます。

 

     < 低栄養>って・・・

 低栄養とはたんぱく質とエネルギーが不足している状態のことで、主に生活  

 活動が低下し、体重の減少、筋肉量や筋力の低下、感染を起こしやすくな

 ります。

 

      特に高齢になると

 噛む、飲み込みが低下し、繊維質や固い物を避けるようになり、野菜や肉、

 果物など不足しやすくなります。

 また味覚の低下により味付けが濃く糖分・塩分の摂取が多くなりがちです。

 

☆できることから始めよう!

 食べたいものを食べたい時に、ほんの一口でも声かけしてみましょう。

 可能な限り自分の力で食べられるよう環境を作りましょう。

 食事の時間が楽しみだと思えるような雰囲気を作りましょう。

 食事が思うように取れない時には、少量で栄養補給ができる補助食品も

 取り入れましょう。 

 

 

 

 

 

水分補給のお話し!

カテゴリー:管理栄養士/2009年7月27日

 私たちの体は、体重の半分以上が水分でできています。

 

 そして、その水分の予備タンクの役目をしているのが筋肉。

 お年寄りの水分補給が大切との理由のひとつに筋肉量の減少が関係して

 いるそうです。

 

 水分の蓄えが少ないと季節や体調の小さな変化で脱水を起こします。 

 

水分補給のポイント!!

 ☆体への水の出入りは?

  汗・おしっこ・便・不感蒸泄(人はじっとしていても呼吸や皮膚から約1000 

  ml/1日の水分を失っています)。

  これは調節できないため、最低でも一日1000mlの水分補給が必要です

 

 ☆1日に必要な水分量は?

   1日に必要な水分摂取量は2000ml、内訳は飲んで1000ml・食べて

   1000ml(ゴックンと飲み込みがしにくい、食が細いと難しい)。

 

 ☆おしっこの回数が少なくなってきたら、可能性あり。

 

さわるチェック

 ☆わきの下:普通は湿っているわきの下が乾いてきたら脱水状態のサイン

 ☆爪をおさえ、離して2秒以内に赤味が戻らないとき

 ☆腕の皮膚をつまみあげて放したとき、シワができたままになっていたら

   脱水を起こしています。

 

一般的なスポーツドリンクは汗の成分に近く調整されているそうです。

なんだか様子がおかしいなと思ったら早めに相談しましょう。

 

 

 

一年を振り返って!

カテゴリー:管理栄養士/2009年5月22日

  始めての福祉の仕事と言うこともあって、緊張と不安の中

  スタートしてから早いもので、1年が経ちました。

 

  振り返ってみると

  高齢者の方々は、年を重ねるごとに、身体的、精神的にさまざま

  な事がおこってきます。

 

  食べる事ひとつとっても、噛む事、飲み込む事、消化、吸収、排泄まで

  ものすごいエネルギーがかかっている事でしょう。

 

  私自身、利用者さまの接し方にも大分慣れました。

  福祉の仕事を通して、福祉でしか得られない貴重なものを得る事が

  できたように思います。

 

  これからも思いやりのある食事作りに努めていきたいと思います。 

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