旬の野菜
〇旬の野菜・・・今回は【大根】です。
〇栄養成分と働き・・・ジアスターゼやアミラーゼなどの消化酵素が豊富に含まれています。これらの酵素は胃腸の働きを助けて消化を促します。葉に近い部分には発ガン物質を抑制する酵素オキシダーゼが含まれています。葉にはβ‐カロテンやビタミンCが多く、免疫力を高めるのに有効です。
〇上手な食べ方・・・大根に含まれる酵素は焼き魚や焼き肉の発がん物質を解毒化するので、一緒にとるとよいです。
〇選び方・・・つやとはりがあり、なめらかでずしりと重いもの。ひげ根が長すぎないものです。
魚介類の多い【地中海食】を・・・
糖尿病、高血圧、動脈硬化症は脳血管障害型の認知症、糖尿病はアルツハイマー型の認知症の発症リスクを高めます。
そこで気をつけたいのは、食事が炭水化物中心になっていないかということです。
炭水化物の摂りすぎは血糖値の高い状態を持続させます。そうならないように主食を少なめにした【地中海食】をとることをおすすめします。
【地中海食】は魚や野菜をたっぷりとるほか、果物、豆類、ナッツ類、オリーブ油を使ってつくるもので、認知症のリスクを減らすといわれています。
近年では、ココナッツに含まれる中鎖脂肪酸が効率よくケント体をつくるので、脳の栄養不足の改善に役立つとされています。
・・・・と頭の中ではわかっている自分ですが、家庭で自分が忙しい時や余裕がない時は、働き盛りの夫や成長期わが子たちに、ついついお腹がいっぱいになる、炭水化物中心の食事をなってしまいう時があります。
バランスの良い食事、おいしい食事、楽しい食事になるように心掛けたいと思います。
やせて少食になると・・・
【やせて少食になると脳に栄養が届かなくなる】
認知症には、脳梗塞や脳出血が原因の脳血管障害型と、脳に異常たんぱ
くがたまり神経細胞が減少するアルツハイマー型の認知症があります。認知
症を予防するのに、栄養学に有効な手だてはあるのでしょうか。
ひとつ確かなことは、十分に食べられなければ、脳に必要なエネルギーが
不足し、さらにビタミンやアミノ酸なども不足し、機能障害をきたすということで
す。
認知症になる高齢者で、やせるいる人が少なくありません。
高齢者のBMIは19~22前後にしたいところです。
肉や魚、大豆でたんぱく質を十分に摂取し、主食、主菜、副菜のバランスが
よい食事をとりましょう。